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Culture-Penghu County Govermment

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頼峰偉県長が新台澎輪号のオンライン調印式に出席、2023年8月予定どおり新船が運航されることを期待。
Penghu County Government 2021-07-29 802
    澎湖県長頼峰偉は29日、新台澎輪号の運営及び建造に関するオンライン調印式に出席、その席上「澎湖の人たちは長い間新船の就航を待ち望んできた。私は蔡英文総統の最終決定に感謝するとともに、新船が2023年8月順調に引き渡され就航し、旅行客に対するソフト、ハードウェア面のサービスの質を高め、地元民に安全で快適な輸送船を提供したい」と述べた。

    頼峰偉はまた、「台華輪号は長年に渡り澎湖と高雄の主な海上交通手段として、台湾と澎湖間の交通、民間物資の輸送、観光旅行の任務を担ってきた。しかしすでに32年が経過し船体は老朽化し、安全面での心配も出てきたことから、蔡英文総統に中央政府で船の建造と運営を引き受けてもらうようお願いし、総統の同意を得るとともに、劉陳昭玲議長、楊曜立法委員、交通部と協議を重ね、コンセンサスを得ることができた」と述べた。

    頼峰偉はさらに、「航港局がこの新台澎輪号航路購入案の手続きをおこなってくれたことに感謝している。新船の仕様は元の台華輪号を上回るよう設定されているが、地元民の長年の希望により、日本の造船専門会社である「内海造船株式会社」で建造してもらい、船舶のグレードを高め、予定通り2023年8月には新船の建造が完成するよう期待している」と述べた。

    頼峰偉は続けて、「台湾の航海業の経営のうち、高雄と澎湖の航路の経営は60年を超えており、澎湖は最良のパートナーである」と述べた。今回、改めて新台澎輪号の運営を引き受けることで、引き続きソフト、ハードウェア面のサービスの質を高め、新台澎輪号が澎湖に更に良質な海上交通サービスをもたらすことが期待されている。

    澎湖県政府によると、新台澎輪号の総重量は8,300トン以上、全長110メートル、幅21メートル、船速22ノット以上、積載量1,250トン、乗員定数600人以上(寝台300人)で、ミニバス84台、大型観光バス4台が運べ、毎年少なくとも300航海(片道)が行え、総建造費は約20億8,000万台湾元とのことである。

    澎湖県政府はまた、「新台澎輪号は内部設計に優れ、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラス、レストラン、ゲームルーム、親子室などのレジャー娯楽施設、Wifiワイヤレスネットワークサービスを備えているほか、20フィートの冷凍コンテナ10台を収容でき、冷凍コンテナ用コンセントも20個所設けられ、野菜などの食品を積んだトラックは乗船後電源を接続するだけで食物の鮮度を維持できる」と述べている。

    29日の調印式には王国材交通部長立ち会いの下、葉協隆航港局長と台湾航業公司の劉文慶董事長が代表で署名し、頼峰偉、高雄市政府郭添貴副秘書長、日本内海造船所の鶴岡信三常務執行委員がオンラインで式典を見守った。
更新日:2021-08-13
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